• #1.Khidja Si Balabas 『Khidja & Balabas』

    去年以上にレコード、CD、データ全てに渡って音楽をよく購入・聴いた年だったのでベスト3は難しいですが、選んでみました。まずは年の瀬ぎりぎりに最高なやつが。2017年の大晦日に現場が一緒だったAsafのMalka Tutiより。やっぱりダンスものもハミ出ちゃってハマりが悪くてしょうがねえなぁ、ってのが最も心身に響きますね。

  • #2.Valentin Clastrier 『Esprits de la Nuit』

    今年最も印象的だったヴィンテージレコード。86年リリース作。ヨーロッパの謎めいた古楽器=ハーディガーディを、その1000年くらいある歴史から奏法的にアップデート・解放した相当にプログレッシヴな方のようで、ミニマル、ドローン、トランスなどの要素があって最高です。現役で活動されているらしく、今1番ライヴを観てみたいアーティストの1人。

  • #3.Kaoru Inoue 『Em Paz』

    自身の作品てのもおこがましいですが、セルフPRということで。ポルトガルのDeep House優良レーベル、GroovementからリリースしたLPで、オーガニック性にフォーカスした内容。カテゴリー的に言うとアンビエント、ニューエイジ、ドローン、エスニック、バレアリックなどが混然とした感じの音です。P-VINEからボーナストラック入りで国内盤CDも出ています(ライナーノーツ拙著)。聴いてみてください。