• #1.KID FRESINO 『ài qíng』

    おそらくあらゆる媒体の年間ベストに最も多く挙げられる作品だと思いますが、今年はずば抜けてこの作品でした。ストリーミングでの音楽視聴が主流となり、アルバム単位での名作というものが生まれにくくなった昨今ですが、これは問答無用で日本の音楽史に残る傑作アルバムだと思います。

  • #2.SIRUP 『SIRUP EP2』

    これが出たの、まだ今年なのか……。たった2枚のEPで、今年のシーンの顔の一人になったSIRUPくん。音源もライブも人間性も最高だから、人気が出ないわけがないんですけど。個人的にもYOSA & TAARの楽曲にも参加していただき、今年はとてもお世話になりました。来年のさらなる大ブレイクに超期待です。

  • #3.VaVa 『Virtual』

    今年の日本語ラップアンセムの1つとなった”現実Feelin’ on my mind”を初めて聴いた時は衝撃でした。聴いているとなんだか中学生に戻ったような気分になる。上述のKID FRESINO『ài qíng』が外に向けて発信された音楽だとしたら、この作品は限りなく内に向けられた音楽。でもそれが共感を得ているのも、すごく日本らしくて面白い。