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#1.空中泥棒 『Crumbling』
前作(公衆道徳1st)も本当に素晴らしかったが、本作の多彩化したシンセ遣いは誰にも真似できない境地に達していると思う。突如ぐにゃりと暴れ出す超低音のベースシンセにとにかく震える。(nakayaan)
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#2.Solid Space 『Space Museum』
去年の12月にリイシューされていたイギリスの2人組の82年作。18歳で作ったそうですが、SF好きの少年が精一杯SFの雰囲気を出そうとしている感じがたまらないです。(川辺素)
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#3.The Soul Kids 『Toute L'Afrique Danse Vol.10』
今年再発された60年代コンゴのファンク。コンゴといっても、カバーしている曲や音楽性は英米感が強く、当時のコンゴのイケてた人たちの集まりだったのかなと思いを馳せてみたり。腰を持っていかれる最高のリズム、だけどよく聴くとドラムは小さくてスネアに至ってはほとんど聴こえないほど。今はない正解の1つのような、不思議なバランスの上に成り立つ気持ちよさを感じます。(須田洋次郎)