また、一つ大好きな店がクローズする。残念で堪らない。
Liquor,woman&tearsはお洒落の愉しみが詰まったおもちゃ箱のようなお店。
そのセレクトは独創的で、リアルなTOKYOを常に表現していたと思う。
お店を覗くと、艶の有る新しいスタイルが提案されワクワクした気持ちになったものだ。
幾度か、僕らしく無いアイテムにもトライしたし、そんな冒険の出来るお店だった。
ストリートもドレスもモードも好きな僕等にビッとフィットする魔力が有ったんだと思う。
この店で学んだ事が有る。お洒落とはブランドや流行では無く精神だという事。
様々な文化を啓蒙し未知なるスタイルに臨み楽しむ姿勢が重要なんだと。
Liquor,woman&tearsがクローズすると小木くんから聞いた夜、まさに酒と泪と女、もとい酒と泪と漢の酒を酌み交わし語り合った。
今思うと店名はLiquor,man&tearsの方が相応しいかったのかもね(苦笑)。
最後にLWTの精神は多くの同志に今後も響き続けてくであろう事を付け加えておく。
高木 康行
/ フォトグラファー
http://www.tkklab.com/