#1. Squarepusher『Shobaleader One: D'Demonstrator』
彼の作品はいつだって年間ベスト。どの作品も、なににも似てなくて自分のためだけにつくったよな強さを持った音楽。
いつも「ひとりきり」の彼が、バンドを組んだらしいと聞いて、聴いた音は相変わらず「ひとりきり」。いつもより、少しだけ軽くておセンチなのが他人の血?
基本的に誰も信用してないんだろうなぁ。この編成でライブやったりするのか見てみたい。
#2. John Legend & The Roots『Wake Up!』
黒人音楽の豊穣さ‼
唄も演奏もノリも素晴らしい。とろっとろの真っ黒け。
最強のプロテストソングはラブソングと言うけど、これだけ音楽LOVEが溢れてたら、言うことなしのプロテスト。
#3. 七尾旅人『ビリオン・ヴォイシズ』
気にはなってたけど、ちゃんと聴いたことがなかったアーティストNO.1。声がもうね、泣きそうになる。ほんとは終演後速攻でDIY STARSから配信されたdommuneでの大友良英とのセッションを挙げたかったけど。
CDというフォーマットで彼が提示した世界観は、奔放なライブとは違い、声もギターもエディットしまくった偏執的なアーバンソウル。
大友さんや内橋さんの客演も含めて長年聴いてきたヒト達と初めて聴く彼。自分にとっての過去と現在を繋ぐ結節点に。