INCASEが世界中で評価され続ける理由。

BEAMSとINCASEが生み出した珠玉のコラボレーションプロダクト第3弾『PACK 3』。あらゆる角度からの衝撃を吸収する新機能「360°プロテクション」を搭載したシックかつタフネスな逸品は、現代の多様なライフスタイルに対応しているが、本企画『How To Pack 3』ではその真価を探るべく、それぞれ異なるフィールドで活躍する3名のクリエイターに実際に『PACK 3』を使用してもらい、各人ならではの『PACK 3』の賢い使い方を考案してもらった。記念すべき第1回に登場してくれるのは、世界を舞台に活躍する女性メッセンジャー、YUKI。

Photo:SATORU KOYAMA(ECOS)
Interview & Text:Keita Miki

-『PACK 3』を手に取った時の第1印象を教えてください。

YUKI:まずは、このフカフカ感にびっくり(笑)。普段、仕事の時はもっと大きいサイズのバッグを使っているので、これくらいのサイズ感のバックパックを使うのはすごく新鮮でしたね。でも、これくらいのサイズだと狭い場所でも通れるし、車にぶつかったりすることも無いので、意外に自転車に乗るのには丁度良い大きさなのかなと使っている内に思ったり。

-実際にどんなモノを入れて、どんな使い方をしていたのか、解説をお願いできますか。

YUKI:これ、持ち手の所にモバイルポーチが付いてるんですけど、私の場合、ここには空気入れとパンクの修理道具を入れていました。サイズも丁度良かったし、これくらいのポーチに入っていると、かさばらなくて良いなと思って。仕事柄、携帯電話と同じくらい必需品だったりもしますしね。サイドのポケットには水筒。逆サイドにはカメラを入れています。結構ポケットが深いから自転車に乗っていても落とす心配が無いのは嬉しいかな。フロントのサイドポケットにはお財布。実際に使っていて、ここが一番モノを取り出しやすい場所だったので、一番使う頻度が高いものを入れるのがオススメです。トップの小さいポケットには、非常食と、いつでも火をつけられるように火打ち石とウイスキー。まぁ、これは防災グッズですね。そして、本来はMac Bookを入れる場所だと思うんですけど、メインの収納部分には本とノート。読書が趣味で、家にたくさん読みたい本をストックしてあるんですけど、ハードカバーのものを持ち歩くと、角が傷んだりするじゃないですか。でも、『PACK 3』はその点、すごくクッション性が高いので安心。ノートも同じ理由でここに収納しました。メイン部分は中にも細かく収納があって、そこにはソーラーパネル付のバッテリー、ボールペン、メガネ。ブルーのポーチに入っているのはメイク道具で、これも女性にとっては欠かせないものですね(笑)。

-他のバッグと比較して、特に優れている点や、便利だなと思った点はありますか?

YUKI:とにかく、収納が全方向にあるっていうのが素晴らしいですね。「なんでこっち側にポケットがあって、逆側には無いんだろう」とかって思うことが全く無くて、使っていてストレスを感じることがありませんでした。あとは、収納が小分けになっているのも嬉しいです。特にメッセンジャーバッグとかだと、ここまで細かい仕様ではないので、ポーチとかを使って自分で荷物を小分けにしないといけないんですけど、その必要も無いし。あとは冒頭の話に戻りますけど、このフカフカ感(笑)! 固いモノを入れても背中が痛くならないっていうのは本当に自転車乗りにとって嬉しい事なんですよ。仕事で段ボールに入っているモノとか、固いモノを運ぶことが多々あるんですけど、それが一番疲れるんです。このクッションの恩恵はすごく大きいですね。

-『PACK 3』は迷彩柄も大きな特徴の1つですが、デザイン的にはいかがでしたか?

YUKI:男性用だけど、女性でも全然気にせずに使えると思いますよ。自転車に乗っていると、すぐにモノが汚れちゃうから、汚れが目立たない黒ベースっていうのも、個人的にはポイントが高いですね。仕事、プライベートを問わず、デイリーに使いたいと思えるバックパックです。

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