BEAMSとINCASEによるコラボレーションプロダクト第3弾『PACK 3』をそれぞれ異なるフィールドで活躍する3名のクリエイターに実際に使用してもらい、各人ならではの『PACK 3』の賢い使い方を考案してもらう連載企画『How To Pack 3』。最終回となる今回登場してくれるのは、コラージュ・アーティスト、グラフィック・デザイナーとして作品集、雑誌、フライヤー、ジャケットデザインなど多彩なフィールドで創作活動を続ける河村康輔だ。
Photo:SATORU KOYAMA
Interview & Text:Keita Miki
-『PACK 3』の第1印象を教えてください。
河村:ちょっと本当にビックリしたんですけど、見た目から想像するよりも遙かにモノがたくさん入るんですよね。開け口も思っていたよりも大きく広がるし、普段荷物が多い自分にとってはすごく嬉しいバッグ。まじで、すげー入るんです(笑)。
-実際にどんなモノを入れて、どんな使い方をしていたのか、解説をお願いできますか。
河村:基本的に常に持ち歩いているモノはPCと筆箱、あとはノートですね。だから、この辺の常時使用するモノは全てメインの収納部分に入れました。全部仕事道具なのが、ちょっと悲しいですけど………(笑)。で、PCは僕の場合、マウスと充電器が無いと作業にならないので、それも一緒にメインの収納部分に。
河村:トップのファスナー部分はサイズ的に充電器がぴったりだったので、充電器を。フロント上部のポケットには、もう1つ筆箱を入れました。スティックのりとカッターが入っています。これもコラージュの時に使うものですね。フロントのサイドポケットには財布。これは単純に一番取り出しやすい場所だったから。あとサイドにはスプレーのりと定規。どちらも縦長で、バッグの中にしまっておくのは邪魔くさいので、サイドに入れることにしました。で、最後モバイルポーチにはiPhoneを2台。仕事用とプライベート用。2台入れて丁度良いサイズ感でした。
-他のバッグと比較して、特に優れている点や、便利だなと思った点はありますか?
河村:バッグを選ぶ時、僕は機能を重視して選ぶんですけど、キレイに整理整頓が出来ない性格なので、ポケットがたくさん付いているモノが理想的。そういう意味でこの『PACK 3』は文句無しですね。ここまで小分けに出来るバッグは探してもなかなか見つからないです。
-『PACK 3』は迷彩柄も大きな特徴の1つですが、デザイン的にはいかがでしたか?
河村:柄や色ももちろんですけど、四角いデザインって根本的に好きなので、そこも嬉しいポイントですよね。それでいて、このサイズのPCがすっぽり入ったりだとか、予想以上の驚きと喜びが詰まったバッグだと思います。ありがたい!