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#1.Ry Cooder & Manuel Galbán 『Mambo Sinuendo』
今年の頭にだいぶ体調が悪かった時期があって、具合が悪すぎて何を聴いてもしっくりこない状態だったのですが、なぜかRy Cooderの乾いたギターに突如チューニングがあってしまい、Ry Cooderばかり小さな音で聴いていました。2003年のManuel Galbánとの作品はそのあとも1年を通して聴き続けていました。Manuel Galbánの油断ならない気持ちにさせてくれる物質感や異物感のあるギターの音もなんとなく今年の自分のモード。
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#2.Steve Elliott 『True Image』
これはLos Apson?で買いました。信頼できる人から教えてもらう音楽は、こんな時代だからこそ大事ですね、本当に。最高の人肌ほっこりマシンソウル。多くの人に向けた音楽も良いですが、やっぱり個人から個人へ届く手紙のような音楽は好きだなと再確認。
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#3.Hailu Mergia 『Lala Bell』
アルバムのリリースもあって夏は本当に忙しかったのですが、それもひとまず一段落して、夏も終わりに差し掛かった時期、最寄駅から家までの遊歩道で不意にこのアルバムの最後の曲を聴いた瞬間になぜだか堪らない気持ちになってしまい、近くのベンチに座り込んでしまった夜がありました。そこにベンチがあって良かった。ありがとうございます。以上、2019年リリースの新譜は別媒体でセレクトしましたので、こちらでは新譜以外でたくさん聴いた作品を選んでみました。