• #1.Mac Miller 『Circles』

    アリアナ・グランデとのスキャンダル、そして”死”を通過した、片足をあの世に突っ込んでるような淡くも深いアルバムでした。コロナ禍の始まりの頃にとにかくよく聴いてました。好み、スタイル、良し悪しは置いといて人類として到達出来る何か真理に触れている気がするアルバム。

    それと、RapアルバムだとKharyの『THIS IS WEIRD』もオジサン心がキュンキュンするアルバムで良かったです。

  • #2.Gigi Masin 『Calypso』

    特に最後の曲”Your Name Is My Infinite”は、短い曲ながらピアノと蝉の鳴き声、遠いアナウンス、イヤミのない美しさの原風景にエモさ爆発して夏の終わり時期に延々とループして聴いてました。今年はコロナ禍で大した出来事もなかったのにこうして振り返って聴くとしっかりエモく思い出として残ってるのがまた不思議です。それと、自身も”Food”という曲で参加したFNCYの『TOKYO LUV EP』も2020年マスターピース作品でした。

  • #3.Adekunle Gold 『Something Different』

    アフロビーツよく聴いてました。アフロビーツのラブソングの表現は良くも悪くも凄く直接的だという印象なのですが、この曲はアフロピュアネスとチャラさのバランスが絶妙で、資本チェーン店の開発が無慈悲に便利という大義名分を謳って拡大し続ける悲痛のやるせなさと、反面の罪悪感を伴う恍惚的快楽を意識的か無意識的か魂の根底部分が表現、昇華していると勝手に解釈してよく聴いてました。それと、Koffeeの『Rapture』も2019年リリースですが凄くよく聴いてました。若干19歳の女の子にビンタ&着火されたような(笑)。完全にファンです。体調管理はもちろん、精神的にも歪まされるトラップだらけの世の中、皆さま引き続き心身ともに健やかであるよう願いまする。