• #1.Bud Shank & The Folkswingers ‎『Folk 'N Flute

    Bud Shankのフルートによる主にフォークシンガー楽曲をカバーしたアルバムです。このアルバムは凄いシンプルで長い即興演奏的なものはありません。主にテーマを弾いてるだけで、さっぱりしていて曲も短めでそこも好きなところです。コンビニでよくその時人気の歌謡曲のインストが流れていますがそんなノリです。だけど演奏は気合が入っています。

  • #2.The Creed Taylor Orchestra ‎『Lonelyville "The Nervous Beat"

    犯罪映画に関係する音楽を調べていて出会った音楽ですが、クライムジャズとかいうジャンルもあるそうです。クリード・テイラーのこのアルバムは全曲ダークでかっこいいです。曲は夜の街の音で昼間のムードの曲はあまりありません。このアルバムもそうですが、あまり余計な即興演奏は無くテーマに沿って演奏している要素がメインなのでその点も好きなところです。メロディーもはっきりしていて良いです。

  • #3. Pedro Aznar ‎『Pedro Aznar

    ペドロ・アズナールは80年代後期にPat Metheny Groupのメンバーで主にパーカッションや歌を歌っている事しか知りませんでしたが、ベースが得意な楽器で他にも鍵盤でもなんでも弾ける人で、このアルバムは1982年に出した彼のソロです。かなり技巧的に複雑な曲もありますが、あっちこっちに見え隠れする綺麗なメロディとちょとしょぼい当時のデジタルサウンドが混ざって独特な作品です。普段あんまりテクニカル路線のフュージョンなサウンドは聞きませんが”New wave bop.”って曲が当時のニューウェーブなジャズって感じで変で面白い曲です。