― [Ray-Ban]のアイウェアに対してはどのようなイメージを持っていますか?

    個人的にタランティーノ(クエンティン・タランティーノ)の『レザボア・ドッグス』が好きなんですが、[Ray-Ban]というとあのイメージはすごく強いですね。最初に『WAYFARER』を知ったのも実は『レザボア・ドッグス』がキッカケで、とにかく格好良かった。『CLUBMASTER』もそうですが、それから10年以上、変わらずに今でも格好良いものであり続けているというのは本当にすごいことだと思います。

    ― 自身のブランドからも次世代のクラシックになり得るようなものを発信していきたい?

    そうですね、1つ1つのアイテムに対して、より良いものにして行きたいという想いは常に持っています。クラシックなものって普遍的ではあるんだけど、長く使っているうちに新しい発見もあるし。例えば最近、[Ray-Ban]をサングラスとしてだけでなくメガネとして毎日使うのも良いなと思い立って、色々と探しています(笑)。[Ray-Ban]のように世代や時代を超えて愛されるというのは、ブランドにとって最も誇らしいことですからね。常に進化を続けている姿勢も含めて、尊敬する点は非常に多いです。身に付けるアイテムとしても、追い求める理想のスタイルとしても、これからも末永く付き合っていきたいと思っています。


    Photography: Takuya Murata
    Text & Edit: Mastered