もう、本当にクソガキ、クソガキでしか無かった時代に、僕らはビースティーに出会った。
しかもリアルタイムに!
　
あの、808のビートにディスーションのかかったギターが乗っかったサウンド、そう、あのファーストを聴いたとき、体中の細胞という細胞が、それこそ一斉に、ブワーーーっとなったのを今でもよーく覚えている。
自分は、炭酸になったンぢゃないか？
ビースティーに、炭酸にされちゃったンぢゃナイかと。
　
兎に角、何処に行くンでも、何をやるンでも、ひたッすらビースティーを聴いていた。
下手したら毎日毎日、ビースティーだけしか聴いてないンぢゃない？、僕たち？？
みたいな。（笑）
　
でも、実を云うと僕らが（僕？）が一番ハマった、一番聴いた、それこそ聴きまくったアルバムは「ポールズブティック」!!!
あの時、あの時代、あんなカッコイイ音、あんな格好いいビジュアル、　ホント無かった。
そう、ちょうどこの前、ある友達と、実は一番好きなアルバムを言い合ったところ、「やっぱり、ポールズブティックでしョ～！」って、なってました＾＾。
　
MCAの思い出と云えば、映画「クラッシュグルーブ」のオーディションのシーンでのMCAの登場の仕方、あの恰好！
あーれに、思いっきりヤラれてしまって、、、。
あの革ジャケットに似たヤツを古着屋という古着屋を片っ端から回ってゲットして、真似っ子していたのをよーく覚えています。
もちろん、野球帽をあーゆー風に前髪出して被ッちゃうスタイルも即、真似っ子した事も言うまでもありません。
　
僕らは２度ほど、来日時のフロント・アクトをやらさせていただいたのですが、川崎チッタだったかな？ オシッコしにいこうとトイレに行ってドアを開けたらMCAが先にオシッコしていて、、、
あの後ろ姿を見たときの感動、あの映像、あれは僕の宝物デス。
本当に。
　
一般的には「ご冥福をお祈り致します」とか、なんとか、そんなふーに〆るのだろーけど、僕は当たり前に「輪廻」があると思ってますので、MCAはいま、どんなところに、どんなポジションで生まれ変わっているのカナ？と、楽しく、ハッピーに想像しています。
で、やっぱりナンか、言えるとしたら、「ありがとう」って言葉は言いたいです。